いよいよ2017年もカウントダウンですね~。
みなさんはどこで、どんな風に新しい年を
お迎えするのでしょうか。
私は多分、自宅で日課の瞑想中だと思います。
いつもなんだかんだやって、ちょうど
そのくらいになるんですよね。
自宅は比較的東京湾が近いので、数年前までは
日付が変わるとたくさんの船が汽笛を鳴らす音が
聞こえてきていました。
今は騒音ととる人もいるせいか、いつの間にか
聞こえなくなっちゃいましたけどね。
除夜の鐘もつかないお寺もあるとか。
淋しさもあるけれど、静寂の原点回帰も
いいかもしれません。
来年はさらにプレゼンスを深めると決めた
せいもあるのでしょうが、地球全体の
エネルギー場もあるのか、
静寂のあの独特の清浄さ、神聖さの感覚が
最近とても強くなっています。
と同時に、計り知れないパワーの感覚も
あって、これが古今東西の賢者たちが
言っていた沈黙の力なのかと、最近やっと
実感するようになりました。
自分が、世界と切れ目なく一体である感覚。
呼吸をすると、皮膚の内側と外側で途切れずに
それが世界に広がっていく感覚。
色々、カギのような気がします。
プレゼンスにいるときは、
自分自身と世界とともに在ります。
この状態でいると、当然のことながら
とてもパワフルですが、
自分自身をお留守にしていると、
このパワーにつながれないので、
無力感や無価値感に苛まれがちになります。
すると、それを何とかしなくっちゃ!と
今この瞬間の自分に戻ればいいのですが、
それをしないでますます今この瞬間と
自分自身から離れていく方が多いようです。
無力感などに苛まれる人は、自分にパワーが
あるなんてとても感じられないので
パワーは外にあるに違いない!
と信じてしまうからです。
でも、本当は逆なんですよね。
現場(自分)を放り出してどこを彷徨っても、
今この瞬間の自分を生きる以外、本当のパワーや
居場所なんてどこにもあるはずがありません。
人によって、現場が火事だったり嵐だったり
に見えることもあるでしょうが、
だったらなおさら、責任者として現場に戻って
適切に応答する必要があるのではないでしょうか。
何気ない日常も、人生で最も素晴らしい瞬間も
最悪の瞬間も、必ず今この瞬間には、
自分の居場所があり、それを生き切るための
パワーがあり道があります。
だから、逃げ出したい時、希望が持てない時、
途方に暮れる時、崩れ落ちそうなとき、
喜びにあふれる時、感謝でいっぱいの時も、
今この瞬間に在りましょう。
概念ではない、リアルな神とともに、
人生のあらゆる瞬間を生きていくことほど、
重要かつエキサイティングで素晴らしい
ことはない、と思うのです。
まぁ、私が実感を伴ってそう思えるように
なったのも、ごく最近ですけれどね。笑
自分を責めることをやめ、誰かや何かの
せいにしている自分に気づき、それをやめ、
自身の内に浮上する感情の責任を取る
ということをひたすら繰り返して来たら、
いつの間にかこんな平安がやってきました。
その作業の初期のころは、確かに
とてもきつかったですけれど、
後戻りもなく、奪われることのない
幸せと喜びが実現するのなら、
そのプロセスも一瞬だと言えます。
前のめりに夢想した未来の幸せを
追い求めて駆り立てられるのではなく、
今この瞬間を完全に生きることに
集中しましょう。
今という足元がおろそかにならないように。
今ここにいる自分自身を置き去りに
しないように。
今踏みしめている一歩に気づき、
自分の息遣いに気づき、
頬に当たる風や聞こえてくる音に気づき、
すれ違うものや人に気づき、
今ここに在るもののありがたさに気づき、
自身に向けられた愛に気づき、
自分からあふれ出る愛を感じる。
愛がほしいと貪るよりも、
愛によって埋めようとしている
耐え難い痛みを自分で引き受けたら、
愛は自然とやって来るものだと思います。
というより、それはずっとここに在った。
そしてこれからもずっとここに在る。
ということに気づくのです。
そうしたら、どこにもそれを探しに行く
必要もなくなります。
愛がほしいために、自分を差し出さなくても
良くなります。
無理をして、自分でないものになる努力も
終わります。
不毛な旅を終えるには、最初はほんの少し、
勇気が必要です。
でも、有り難いことにこの放浪の旅を
終えるための力は、すべての人の中に
必ずあります。
今この瞬間が、導いてくれるでしょう。
何度マインドに飲み込まれ、失敗をしても
今この瞬間は休むことなくやってきて、
何度でもスタートできます。
失敗にとらわれず、チャレンジし続けましょう。
最後に、今年も一年、大変お世話になりました。
サロンにいらしてくださった方、
ブログを読んでくださっている方、
温かな励ましをくださった方、
私に学びをくださった方、
本当に、心から感謝申し上げます。
来年も精進してまいりますので、
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。
良い年をお迎えください。(^^)/