先週のテーマ、自分の中に流れる
深い愛を認められたでしょうか。
「感じられなかった~!」という方は
ちょっと待ってください。
テーマは、「認める」というところが
ミソであって、感じられたかどうかは
その次です。
あなたは、認められましたか?
私たちは、気づいたり受け取ったりする能力
を閉ざしていると、どれだけ与えらえても
「わからない」「私には与えられていない」と
思って満たされることがありません。
そのような私たちを、インドの有名な聖者
ラマナマハルシは
「恩寵の海の中を泳いでいて
喉が渇いたと言う魚の様だ」
と言っています。
けれど、自身の生きる現実がとても苦しく
感じるとき、どうしてそれが「恩寵の海」
だと思えるでしょうか。
どんな風に考え方を変えても、
所詮それは思考のレベルのことですから、
思い込んだだけでは持続しないでしょう。
感じているものが、辛ければ、
「そんなの嘘だ!こんなに辛いじゃないか!」
って心は叫ぶでしょうから。
そうではなく、
この世界が恩寵に満ちているというのなら、
実際にそれを「体験」しなくては、
本当ではありません。
そんなの、特別な人だけが体験するもの
であって、自分には別世界のこと、
とどうぞ思わないでください。
案外その世界はすぐそばに、というか
全く離れたところにあるわけではなく、
扉にもカギがかかっていなかったり
するのです。
「恩寵の海」を概念として信じている内は、
そこで止まってしまうでしょう。
けれどそこから本当にそれを
「感じてみよう」と意識を向けたとき、
概念の枠で収まっていた何かが
その先の真実に向けて、突き抜けて
行くような気がするのです。
何かについて、概念を論じることと、
実際にそれに触れ、体験することとは
全く別ものです。
あなたは、概念を論じたかった
のでしょうか?
それとも、それを実際に体験したかった
のでしょうか?
私が師と仰ぐレナード・ジェイコブソンは、
意識の目覚めについて学ぶ私たちに、
「仏教徒になるのではなく、
仏陀になりなさい」
と言います。
これは一つの例えですが、
私たちは仏陀になりたくて仏教徒になるはず
なのに、
いつの間にやら仏教徒になることが
目標になってはいないか、という
強烈な問いかけのようでもあります。
幸せになる為にお金を稼ごうとしていたのに
いつの間にかお金を稼ぐこと自体が目標に
なるのと似たようなものですね。
そもそも自分は何を求めていたのか。
妥協に妥協を重ね、
それを得るためにはこれが必要だから、
と回り道をするたびに、
私たちは結局自分が何をしていたのかすらも
わからなくなって、毎日のルーティンを
こなすようになっているのかもしれません。
幸せになるために、
私たちは何とたくさんの条件を自らに
課していることでしょうか。
私たちの多くは、
今ここにあるものを受け取らずに、
これではない何か、今ここではないどこか
を求めてさまよっているような気がします。
恩寵も、幸せも、今ここにこそある
というのに、それには見向きもしないで
果てしない旅に出ていくのです。
旅に出る前に、今あるものを
受け取ってみてはいかがでしょうか。
苦しさから逃避するために、それを
整理分析してどうにかして収めようと
するのではなく、
苦しみも悲しみも、
今ここにしっかりといて、
この心と体で受け止めるように。
思考で分析して収めるのは
あるがままを受け取っていない
ということです。
受け取って、完全に体験していくことで
それらの体験は後腐れなく過ぎ去って
行きます。
この原点に、今一度戻っていきましょう。
今週はこれをテーマとして見ます。
今ここにあるものを、完全に体験していくよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
10月25日(水)17:00までに
メールまたはメールフォーム
にてお申し込み下さい。
同日20:00より順次働きかけを行っていきます。