昨日は2回目の「ハイヤーセルフに繋がる」
Skype講座でした。
外は台風接近で選挙カーも行きかう中でしたが、
ご参加くださった方、ありがとうございました。
固~く固~く閉ざしたものを開いていくのは
なかなかなことですが、今回の働きかけが
何かしらその一助になりましたら幸いです。
私たちは、頭で「こうしたい!」と思っている
ことと、心の深いレベルで思っていることが
全く正反対、ということがよくあります。
ですから、頭で考えるのではなく、
じっと心を澄ませて、深いレベルの思いを
「感じる」ことが大切なのですね。
このことができるのとできないのとでは、
導きに対するリアクションが全然違ってきます。
感じたものに素直に応答する方が、
ずっとものごとがスムーズなのは、
道理ですね。
感じることを強烈に抑圧している方に
お会いすることも多いのですが、
そこまで固く閉ざしているには、
それなりの事情があります。
この事情を無視して、頭で開きたいから
と言って強引に開こうとしても、
開くことは決してありません。
自分で自分とケンカしてしまうのは、
こういうケースですね。
そうして自分自身に失望し、
絶望の感覚を自ら深めてしまいます。
開きたいのにどうして開かないんだ!
と詰め寄るのではなく、そんなときは
開きたくても開けない事情に
じっと寄り添って感じていきましょう。
多分、頭で思う以上に、
開けない側の方が辛いはずです。
そこに耳を傾けてほしいのです。
私たちだって、「自分の都合」だけで
ものごとを進めようとする人を
信頼しようとは思えませんよね。
こちらにだって事情があるのに、
と思うでしょう。
ましてや、とても辛い思いをしているときに
ゴリ押しなんてされたくはありません。
そんな態度はとても傷つきますし、
余計に心を閉ざしてしまいます。
それなのに、自分に対しては
配慮なくこういうことをしてしまいがち
なのが私たちです。
都合の悪いときは、面倒なことを押し付けて
逃げ出し、人の都合を顧みず自分の都合
ばかりを優先させようとする。
感情解放ワークで掘り下げをしていくと、
よく周囲にこういう人がいて困っている
というお話を伺います。
けれど結局のところ、そういうことを
しているのはまさに自分自身なわけで、
周囲の人はそれを「鏡」として映して
見せてくれているだけなんですね。
よく、自分を大切にする、と言いますが、
一体どうやったら自分を大切にしたことに
なるのか、分からずにいる方も多い
と思います。
私自身も以前は良く分かりませんでした。
けれど、「鏡」を通して見せられる
自身の在り様で、いかに自分が自分に
酷いことをしていたのかに気づくと、
何をすればいいのか、何をしないように
すればいいのかが分かるようになりました。
感情解放ワークの基本は何よりも、
自分が辛い思いをしているときに、
自分を見捨てていかない。
そして、自分が最も辛いときに、
最も側でその辛さに寄り添うことです。
自分が自身を見捨てなければ、
世界が自分を見捨てることはありません。
世界とは、自分の内面を映した鏡
だからです。
自身の固く閉ざした扉を開くには、
これまで見捨ててきた側面に再び戻って
ハートで触れることです。
多くの人は、そうすることを恐れますが、
このことがどれだけの癒しをもたらすのか
やってみればわかります。
自分自身と和解することができると、
人生がとても豊かに、優しいものになります。
もっと世界や自分を信頼できるようになるし、
理由のない自信もついてきます。
そうして、持って生まれたギフトを活かし、
導きを得ることでしょう。
今、自分が信頼できず、人生がとても辛い
という方は、どうぞこのことを心に留めて
みてください。
あなたの人生が、愛に満ちたものと
なりますように。