私がお伝えしている感情解放ワークを
実践されている方たちのワークを拝見していて、
最近気になるのは、
「鏡の中に映る自身の像」と闘っている
ということです。
「鏡の中に映る自身の像」というのは、自分の現実に
現れてくる、心乱す様々な登場人物であったり、
自身の内にビジョンとして現れる
「感情のカケラ君たち」であったりします。
究極的にワークでは、彼らが本当に自分自身なのだと
気づいた時、とても大きな統合と変容、癒しが起こります。
彼らを毛嫌いし、あるいは憎み、異質なものとして
見ている限りは、今あなたが味わっている苦しみは、
終わることは無いでしょう。
頭で分かっているだけではダメなのです。
けれど、激しく拒絶している方ほど、そもそもこのことが
頭ですら理解できなかったりします。
それは理解力があるとかないとかの話ではなく、
徹底的に「あれは私ではない」という強固な
ロジックで自分自身を守っているが故のことです。
拒絶が激しければ激しいほど、その要素は
あなたを悩ませるものとなります。
外に見るにせよ、内に見るにせよ、
それらに対して
「あいつが私を苦しめているんです！」
「このカケラ君が対話を拒否しているから
私にはわからないんです」
「コイツが駄々をこねているので手を焼いています」
とまるで自分ではないかのように、
鏡の像のせいだから、私は何もできないのだ
という主張を聞くと、私はとても違和感を持ちます。
でもそれって、あなた自身のことなんだけどな。。。と。
たとえていうなら、自分で自分の首を絞めているのに、
この手が私を苦しめる。私はこの手に対して何も
できないのだ、と主張するようなものです。
自分の手なのですから、気づいたら自分で
首を絞めるのをやめれば良いだけのこと。
けれど、「この手は自分ではない」と
思い込んでいるので、自ら手に対して無力に
ならざるを得ないんですね。
もし、あなたの目の前でこんなことを
やっている人を見たら、
あなたはどう思うでしょうか。
何やってんだ。早くその手を離せよ！
って思いませんか。
しかも苦しみながらその人はどんどん顔が
青くなって、今にも倒れそうになってます。
緊急の場合は、力技でその手を首から引きはがす
こともしなければならないかもしれませんね。
でも、ホントはそんなに深刻なことでも
大変なことでもないんですよ。
だって、鏡を見て気づけばすぐに
「あれ？」ってわかるくらいのことですから。
「誰かが私の首を容赦なく締めあげているんだと
思っていたら、そんな存在はどこにもいなかった」
って、ことです。
ところが、そんな自作自演のストーリーに
夢中になっている人ほど、鏡をよく見ようとはしません。
深いレベルで、気づきたくないんですね。
あれが自分だとしたら、とてもショックだから。
どうしても「あれ」は自分とは違うもので、
自分は清く正しく美しく在りたいんです。
けれど、傍から見ればどれだけ隠したとしても、
そんなものはバレバレです。
気づかれていないと思っているのは
本人だけ、と言うのはよくあるパターンです。
なぜそれほどまでに、その要素を拒絶するのか。
ジャッジメントし、それが悪で醜いと
裁いているのはあなたです。
裁きの目で見なければ、それは在るがまま
であるだけ。
自分で気にしているほど、周囲はひどいものとして
見ていなかったりすることもよくあります。
裁きを離れて、ただ見つめてみて下さい。
胸に湧き上がる気持ちの悪さも、煮えくり返る
はらわたの感覚も、ただただそのまま感じて、
見つめ続けてください。
身体から離れず、裁かず、深く呼吸をしながら。
あなたが本当に直視し続けることができたなら、
気づきと変容は必ずやって来ます。
来ないとしたら、それは直視できていない、
あなたは自身の真実から逃げている、
ということを示しています。
というわけで今週はこれをテーマとして
じっくり向き合って見ましょう。
心乱される「あの人」が、まさに自分自身であると深く気づくよう最高最善に働きかける
参加される方は、「無料遠隔ヒーリングの受け方」をご覧になり、
ご理解のうえ9月13日（水）17：00までにメールまたはメールフォーム
にてお申し込み下さい。
同日20：00より順次働きかけを行っていきます。