ここ数日、習い事の先生との関係からトリガーされた感情に取り組んできましたが、ずっと「できない」と思っていたことは、実はできないではなく、「やりたくない」だったのだな、と気づいたことがありました。
先生の言われることは確かにもっともなのだけれど、全然私の心に響かない。けれど師匠の言うことだからどうにかしてそれを聞かなければならないと、その教えを自分の中にねじ込もうとしていたのです。
それが苦しくてならなかったのですが、「やりたくない」という気持ちに気づいて「じゃぁやらなければいいんだ」と思ったら、すっと楽になりました。
学校の勉強でもないし、自分で選んでやっていることなのだから、自分でどうするかを決めればいい。自分の在り方を自分で決める。まさに、先週の遠隔ヒーリングのテーマそのものでした。
リアルにせよバーチャルにせよ、あるコミュニティの中ではそれが当たり前のようにみんな信じて生きているけれど、そこから一歩でも出てしまえば、そのルールは全く違ったものになることもあります。
この社会でみんなが信じている成功とかも、そういう類のものでしょうね。
みんなが催眠術にかかったようルールを信じている中で、自分はそれとは違うルールに従って生きることができるでしょうか。自分の内で、確かに鳴り響くリズムだけを信じて行動することが、できるでしょうか。
人は、自分自身とのつながりを失う中で、この人生を導く内なる声を聞く力を失ってしまいました。そして、何をもって人生を導けばいいのか分からなくなってしまったので、それに代わるものを求めるようになりました。
それが、専門家の提唱する何かだったり、自分よりうまく行っているように見える憧れの人の言うことだったり、世の中の流行や周囲のみんながやっていることだったりするわけです。
けれど、他の誰かがうまく行っている方法だったとしても、それが自分にとってどうなのかはまた別の話です。あなたはその人ではないし、条件も背景も同じではありません。
自分のためだけの最高最善の道はあるはずなのですが、その道を示すことができるのは、自身の内側からやって来るものです。そしてそれを受け取るためには、できるだけ心に執着などがない、身軽な状態の方がいいのですね。
執着の元になっているのは恐れなので、ある状態になることを恐れるのではなく、人生に委ねてしまう方が、楽に身軽になれます。
けれど、私たちの多くは恐れで心がガチガチになっていることが多いので、なかなか委ねることが難しかったり、内なる導きに耳を傾けるのが難しくなっているのです。
この状態から人生に委ねて生きるようになるには、人生における優先順位を変えることがヒントになるかもしれません。日頃、あなたは何を一番優先させているでしょうか。
目の前の状況をこなしていくことが最優先なのか。人生が差し出すものに耳を傾けるのが最優先なのか。まずはここを決めることで、自身の在り方が大きく違ってくるでしょう。
後者を優先するなら。まずは自身の心の内に、心を澄ませて「聞く」スペースを作ってあげることが大切です。信念やジャッジメント、常識などのあらゆる物差しのない、ニュートラルなスペースです。このスペースで、導きの声は歪むことなく正しく受け取られるからです。
そして、自分という存在のすべてのレベルが導きで満たされ、それが体現されて行くことを許します。
私たちはこれまで、本来導きが担うはずのところを自分(エゴ)でどうにかしようと頑張りすぎてきたのかもしれません。
ガチガチになったエゴをゆったりリラックスさせて、宇宙の調和のリズムを聞いてみましょう。
というわけで、今週のテーマはこちら。
自分のすべてのレベルが導きで満たされ、それが体現されて行くことを許すよう最高最善に働きかける
参加される方は、「無料遠隔ヒーリングの受け方」ご覧になり、 ご理解のうえ3月22日(水)17:00までにメールまたはメールフォームにてお申し込み下さい。 同日20:00より順次働きかけを行っていきます。