毎週月曜日は恒例の無料遠隔ヒーリングのテーマの設定日です。 第314弾のご感想と、11月9日感情解放ワークショップのご感想ををホームページにアップしましたので、参考になさってみて下さい。
さて。私はよく、「置き去りにして来た自身の気持ちを迎えに行く」という表現をします。気持ちなんかは二の次で、とにかく今を乗り切るために気持ちを置き去りにしてくることって、よくあることだと思います。
必要があってそうしているので、その善悪を云々するつもりはありません。けれど、あくまでそれは緊急の一時的な措置であって、ずっと続けるような状態ではないということは、心のどこかで知っておいていただきたいのです。
その状態が常態化している人は、日常のほんの少しの時間でもいいですから、自分の気持ちに意識を向けて、深く呼吸をすることを心がけてみて下さい。それだけでも、まったく気持ちを置き去りにしているより、ずっとマシです。
もしそれすらしていないとすれば、心の深いところから湧き上がってくる絶望感や無力感、悲しみや世界への不信感、生きること自体への虚しさといった感情に苛まれることでしょう。
なぜそうなるのかと言えば、それらの感情や感覚は、自分が切り捨て、蓋をしてきた気持ちのカケラたちの思いと一致するからです。
自分の気持ちにちゃんと意識を向け、気づいてあげて寄り添っているならば、カケラたちはそこまで絶望し、悲しみくれることは無いでしょう。ちゃんと気づいてもらえているという安心感と、常に寄り添ってもらえることによって大事にされているのだと肌で感じられますから。
けれどもしそうでないなら、どうしてカケラたちは自分たちが大事にされていると実感できるでしょうか。どうせ自分たち何て要らない存在なのだ、価値がない、誰も助けてくれないと絶望し、悲しみに暮れるのは当然ではないでしょうか。
自分を救えるのは、究極的には自分しかいません。自身の奥深くに閉じ込められた気持ちのカケラたちを助けてあげられるのは、自分より有能な「外部の誰か」なのではなく、あなたしかいないのです。
それなのに、その自分にそもそもそうした認識が無かったり、「私には自分を癒すなんてできない」などと諦めていたとしたら、彼らは永遠に救われません。その彼らの悲しみが日常に滲み出してきて、あなたの気分のベースを汚染するのです。
誰かに癒してほしいと望むのなら、相手に丸投げして自分を救ってもらおうとするのではなく、自分を救える自分になれるよう、助けを求めるべきだろうと私は思うのです。
最も深い苦しみの中で、自分を見捨てずに、どうしようもなく醜い側面すら切り捨てずに寄り添い続けるのは、そう簡単ではないかもしれません。けれどもしあなたが、それができるようになりたいと願うのだとしたら、あなたの魂はこの学びを求めているのでしょう。
とてもとても、深い学びです。
私が自身の心の闇に向き合ってきて知ったのは、最も深い闇の中に、同時に最も深い愛があったということでした。
深い闇を経験する人は、おそらく、最高の愛を体験することを魂が決めてきたのだろうと思うのです。
私たちは、愛そのものだと言われます。けれど、愛そのものである私たちは、直接愛を経験することができません。だから、愛とは正反対のものを体験することで、愛を知ろうとしているのです。
そして深い闇は、それに比例して深い愛を浮かび上がらせます。そこそこの闇ではそこそこの愛しか見えてきませんが、とてもとても深い闇は、はるかに深い愛を見せることができるのです。
勇気あるチャレンジですね。あなたはそれほどまでに、愛そのものであるあなた自身の可能性を体験したかったのです。
そう言われても、深い闇の只中でもがく方の心にはそう響かないかもしれませんが。
苦しいことが多いと、自分の人生はうまくいっていないのではないか。どうして周囲のみんなのようにできないのだろう。自分は落ちこぼれているのではないか。そんな風に考えてしまう方もあると思います。
けれど、そうではないのです。今在る状況は、あなたの魂の目的を実現するための最高の舞台設定なのです。その設定だからこそ求めるようになったものがあったでしょうし、行動したことがあったでしょう。それでいいのです。ただ自分からは逃げないで、人生を生きてみて下さい。
分からない!ともがき苦しみながらも、求め続けて下さい。すり替え、誤魔化さずに。必ずそれは、与えられるでしょう。
というわけで、今週の無料遠隔ヒーリングのテーマはこちら。
苦しい時に自分から逃げ出さず、自身に寄り添える自分でいられるよう最高最善に働きかける
参加される方は、「無料遠隔ヒーリングの受け方」ご覧になり、 ご理解のうえ11月16日(水)17:00までにメールまたはメールフォームにてお申し込み下さい。 同日20:00より順次働きかけを行っていきます。