毎週月曜日は恒例の無料遠隔ヒーリングのテーマの設定日です。 第312弾のご感想をホームページにアップしましたので、参考になさってみて下さい。
さて。私たちは様々な願望を抱きながら、人生を生きています。その願いが叶うように日々努力する一方で、願望を抱くこと自体に恐れを感じ、諦めてしまうこともあります。
人生では、願ったことのすべてが必ずしも叶うわけではありません。誰だって、願いが叶わなかった経験を無数にしているでしょう。そうした望みの中でも、本当に心の底から強く願ったことが叶わない時の痛みは、本当に辛いものです。
どんなに願っても決して叶うことが無かったという経験は、その耐え難い苦しみとともに、深く記憶に刻み込まれます。そして再び望みを抱こうとすると、その記憶が生々しい痛みとともに浮上してきて、「またあんな苦しい思いをするかもしれない」という恐れを抱かせます。
ラマナ・マハルシが言う通り、恐れというのは「過去の痛みの記憶」です。もしそれほどの辛い体験をしていなかったとしたら、何の恐れもなく望みを抱いているでしょう。
けれど深い失望を味わった人は、心底の望みを抱くことを恐れています。「あの耐え難い苦しみを経験するくらいなら、もう二度と望みを抱くことは止めよう」そんな風に決めてしまうのです。
この決断は無意識の内に行われ、自覚していないことがほとんどです。けれど、このプログラムは強烈に働いて、知らず知らずのうちに心底の望みを抱かないようにと、私たちの思考や行動パターンを操作します。
どうしたら心底の望みを抱かないようにできるかと言えば、自分でそんな望みを抱いているということに気づかなくさせてしまうのです。望みがあることに気づいていれば、それを抑えるように葛藤するでしょう。けれど、その葛藤すらさせないように、隠してしまうのです。
苦しみから自分を守るために、私たちは何と巧妙な仕組みを作り上げたのでしょうか。
こんなにも強く恋い焦がれているのに、それにすら気づけない自分になってしまうのですね。このように、がっちりと深い望みを封印してしまった人は、ちょっとやそっとのことでは自分の本心に気づくことができません。
たとえ誰かに正面から「あなたはこうしたことを望んでいるよね」と水を向けられたとしても、まったくピンときませんし、自分には的外れな指摘だ、と流してしまうでしょう。
そして、その人は叶わなくてもそれほど深く苦しまずに済むような、3番目4番目の当たり障りのない望みを追い求め、叶ったり叶わなかったりしながら、そこそこ生きていくのです。
けれど、1番に求めていた望みを封印して生きるのは、あなたの人生から情熱を奪います。身悶えするほど苦しまずに済むかもしれないけれど、肚の底から湧きたつような喜びもなければ、魂を揺さぶるような感動も味わえないのです。
そうした生き方は自分に嘘をついているようなもので、魂の深いところからやって来る導きから自分を切り離してしまいます。人生がまるで他人事のように、現実感のないものに感じられているかもしれません。
自身の真実に触れることは、時として痛みを伴うものです。本当の望みを知ることや、自身の奥深くに隠されていた醜い側面などを受け止めることに、私たちはひどく抵抗することがあります。
それを認めてしまったら、即座に耐え難い痛みがやって来るからです。そして、「いや、それは私のものではない」と否定するのです。
けれど自身の真実を否定した時、あなたはそのことで得られるメリットよりも、はるかに大きなものを失います。生きる情熱、今この瞬間を生きるパワー、深遠な叡智からやって来る導き、魂が震えるような感動や愛、自分の人生を確かに生きている実感などなど。
本当に自身の人生を深い喜びとともに生きたいのなら、自身の真実を受け入れることです。そして、もしそのことが痛みを呼び起こすのなら、それを安全に受け止める方法を知るべきです。
真実を受け入れることは、何よりも深い癒しと調和を人生にもたらします。不調和を癒す、これ以上の薬はありません。偽りを重ねた上に構築した人生に、安らぎなどあろうはずもないからです。
自分が本当に望んでいたことは何だったのか。そしてなぜそれを封印したのかを明らかにすることは、痛みを解き放つ大切なステップです。
それがどれほど苦しかったのか、そして本当はどうしたかったのかを心と身体で表現していきましょう。
というわけで、今週の無料遠隔ヒーリングのテーマはこちら。
失望の奥に隠された最も深い一番の望みを受け止め、表現するよう最高最善に働きかける
参加される方は、「無料遠隔ヒーリングの受け方」ご覧になり、 ご理解のうえ11月2日(水)17:00までにメールまたはメールフォームにてお申し込み下さい。 同日20:00より順次働きかけを行っていきます。